この問いについて万人向けの正解はない。
あれば、お金持ち=資金に制限のない人が、なんらかの結論を出しているはずだ。しかし、実際のところ、年収が億を超える人も賃貸だったり、持ち家だったり、まちまちだ。
ただ、あえて言ってみよう。 9割の人が賃貸でいいはずだ。
何度も検討 見えてきた 判断基準とは?
これまで、自分自身、持ち家を検討したこともあるが、現在は賃貸。ずーと賃貸。転勤の多いサラリーマンであることも大きく影響していると思う。
渋谷とか南青山のヴィンテージマンションとか新築タワマンとか、はたまた田舎の古民家とか色々調べるなか、一定の目安のようなものを見つけた気でいるのでシェアさせてきただきたい。
「持ち家」を選んで良い人とは?
- ① 一生、住み続ける場所が確定している人
その場所でタバコ屋とか酒屋とか、何らかのローカルビジネスで地域に根付いている人は、家を買って良いと思う。大きなローンを組むことになっても、そのビジネスでコツコツを返して行けば良いし。償却してしまえば、あとは悠々自適。そんなポジションにいる人は、いいなと憧れてしまうくらい、悩む必要はないかと。独自のカスタマイズなんかしながら、暮らしていくことも有意義だろう。
- ②お金が無限に増え続けており、金銭的に何の不自由もない人
持ち家で良いかなと思う条件は、以上の①②に当てはまる人ではないかな。
▼賃貸の方が良いかなと思う人
- 上記の持ち家の条件に当てはまらない人。
なぜ 賃貸を選ぶべきなのか?
金銭的な理由で言えば、賃貸のメリットは計り知れない。
借金をしなくて良い。固定資産税など余分な税金を払う必要がない。というのは分かりやすい理由。
「持ち家」だと幸せになれそう、というのもたぶん、幻想。幸せかどうかは、家ではなく、人間関係が全て。家族の仲が良ければ、テント暮らしでも幸せ。宮殿に住んでいても、仲が悪いと何の意味もない。
あと、もっと分かりやすい理由が、ライフスタイルに合わせて引っ越しができるってこと。
隣の人が変な人だったら、引っ越せるし、子供が増えたら、大きめの家に住めば良い。大きめの家だからといって、自動的に家賃が上がるわけでない。グレードや立地次第で倍の広さの家にも同じ家賃で暮らすことができる。
持ち家のデメリット とは?
あと持ち家のデメリットは色々あるとは思うが、あまり言われてないのが、金食い虫という点。
ある物件が自宅となってしまった以上、どうしても手をかけたくなる。庭や植え込みをきれいにしてみたり、外壁をきれいにしてみたり、キッチンのグレードを上げてみたり。永遠にお金がかかってしまう。しかも、それは『いいことだ」って思いながら、お金を注ぎ込んでしまうわけだ。
放っておいても、少しずつ修理しなければならない部分が出てきて、お金がかかるのに、そんな必要最低限のお金以外にガンガン使ってしまうわけだ。
団体信用生命保険があるから 得?
持ち家の方が良いという考え方の理由として、万が一自分が死亡した場合、住宅ローンが事実上チャラになるという、団体信用保険が発動があるというメリットをあげる人もいる。家族に家が残り、それが、生命保険の代わりになるという考え方だ。ローンは払うことになるが、高い生命保険に入らなくてすむという論理。
一見これはもっともなように聞こえる。
ところが、そもそも論として、そんな高い生命保険に入る必要があるのか、という別の課題がクリアされていない。高い生命保険加入がマストという前提に立っている。ここが大きな落とし穴。生命保険が必要かどうかは別で検討したいところだが、多分必要ない。また、自分が死んでしまうことにベットして、何のいいことがあるのだろうか。自分が死んでしまえば、プラスなんて論理はそもそも成立しないのではないかと思う。
オリジナル マンション購入 チェック項目
▼感覚
住みたい!と第一印象で感じるか。
20年後でも輝き続ける 立地 だと思うか。
20年後でも色あせない 重厚感 だと思うか。
外装、内装が自分のセンスとしっくりきているか。
▼環境
日当たり・風通し
大きな木が近くにあるか
一階に飲食店が入っていないか。
よくわからない事務所があって、人の出入りが激しくないか。
毎晩、太鼓をたたくなど騒音を出す人が近くにいないか。
▼立地
耐震性はあるか。あっても隣の家が倒れてこないか。
浸水エリアではないか。あってもすぐ避難できるか。
どこかの国の大使館や組織の建物が近くにないか。
交通量の多い通りに面していないか。
住宅ローンのストレス
住宅ローンのストレスは、その返済だけではない。
それどころか、借りる前からとてもつもないストレスがかかってくる。
というのも、数千万円を銀行から借りるということは、
銀行側から、「こいつは本当にお金を返せるのか?」と
徹底チェックされることになるからだ。
一流企業に勤めて、貯金も豊富にあり、クレジットカードもあまり使わない
現金主義で、借金もしたことがない人なら、よいだろう。
いや、それだけでも、足りない、健康でないといけないのだ。
健康であるべき、というのは、住宅ローン以前の話なのだが、
いずれにしても、住宅ローンを借りる際には、健康状態も調べられるというか、
自分自身で省みる機会となる。別に悪いことではないが、
いずれにしてもストレスには、なるし、何より時間をとられる。
これから、どんどんお金を損するアクティビティに入るのに、さらにストレスに
さらされる、。無理ゲーとしかいいようがないだろう。
5000万円の家を購入した場合 10年間にかかるお金
住宅の代金 5000万円
購入に伴う初期費用 500万円
維持費 500万円
ローンの利子 500万円 6500万円
売却代金 3500万円
マイナス3000万円
家賃15万円の家に10年住んだ時にかかるお金
初期費用 100万円
賃料 15×12×10=1800万円
マイナス1900万円
家賃20万円の家に10年住んだ時にかかるお金
初期費用 150万円
賃料 20×12×10=2400万円
マイナス2550万円